こんにちは。
フリーアナウンサーの白石理央です。
世の中、コロナウイルスのニュースばかりで・・・暗いので、今日は、わたしの「やってしまった失敗」の話をします!
放送中の失敗も数え切れないほど、たくさんあるのですが・・・
今回は、まだ言える失敗です。
公開生放送の現場で起きてしまった放送直前のハプニングです。

公開生放送とは?
わたしは、NHK前橋放送局で、夕方の「ほっとぐんま640」というニュース番組のキャスターをしていました。
その時に、年に3回~4回、スタジオではなくて、群馬県のどこかの地域で、放送を出すスペシャル番組を行っていました。
世界遺産になる前の富岡製糸場や群馬の温泉地など、様々な場所から、中継をさせていただきました。
ニュース番組なので、当日起こったニュースを伝えます。
ですので、公開収録ではなく、公開生放送です!
その地域の方にもご協力いただいて、ゲスト出演していただくのですが、みなさん緊張!
実際に観覧にも視聴者の方に来ていただき、番組を盛り上げていただきます。
例えば、その地域の新名物グルメを開発している方をお呼びして、実際に、観覧している方に食べてもらって、感想を話してもらうなど、生放送ならではの演出をたくさん行いました!
ニュースキャスターの2人が、ある地域にゆかりのあるコスプレで、ニュースを伝えたこともあります。
地方局のニュース番組ならではのいい思い出です!
私たち自身もいつものニュース番組とは違うので、何が起こるかわからない雰囲気にドキドキしていました。
公開生放送前の失敗談
公開生放送前の失敗・・・。
そのハプニングは、群馬のある温泉地で行われた公開収録のときに起こりました!
公開収録に合わせて、わたしは、自分の父と母に、群馬県に旅行に来てもらいました。
会場が、群馬県の有名な温泉地だったということと前から、一度、私の仕事現場を見てみたいと言われていたので・・・
普段は、群馬県内の放送を担当しているので、両親は、テレビの放送を見られません。
わたしたちが、準備をしている間、時間が結構あったので、会場近くの食堂で、ご飯を食べてもらっていました。
わたしは、マイクやイヤフォンを付けて、テスト収録、リハーサルなどを行っていました。
そして、会場に、観覧される方に入っていただきました。
番組放送開始、30分程前だったのですが、
わたしの両親が見当たらない・・・
(あれ?まだ、隣の会場の食堂にいるんだ!)と思った私は、走っていきました。
そして、怒り気味に、
「何しよん?はよせんと、生放送やけん、時間ピッタリに始まるんよ。
スタッフさんに、迷惑かけんでよ。」
と、愛媛の方言で、両親に叫びました!
放送30分前って、生放送の番組前は、かなりバタバタします。
最終確認が色々あるのに・・・もう、何してるのよー、集合時間伝えていたじゃない?という感じでした。
生放送が始まると、途中で会場には、入れないんです。
音などがしてしまうので。
この時、
わたしは、完全に、マイクを付けていることを忘れていたんですーーー。
つまり、何が起こったかと言いますと・・・
この両親への怒りの音声は、お客さんがすでに入っている本会場にスピーカーでダダ洩れ!
群馬県には、馴染みのない伊予弁、愛媛の方言。そして、普段は、ニュースを伝えているので標準語なのに・・・
わたしの方言の田舎っぽさと両親に怒っていることに、
会場にいたみなさんと男性キャスターは大笑いをしていたそうです。
そうとは知らずに、何食わぬ顔で本会場に戻ってきたわたし・・・
なぜか、拍手で迎えられ・・・。
両親が来ていることもみなさんにバレてしまい・・・
男性キャスターに「愛媛の方言って、あんな感じなんですね。 初めて聞きましたよー。」と言われて、初めて、マイクのことを思い出しました。
観客の皆様に救われた言葉
かなり、恥ずかしかったです。
顔が赤面しました 笑
きっと、文字通り、真っ赤だったと思います。
本番直前なのに・・・
そして、本番は始まり、大きなミスはなく、無事終了!
本番終了後、お客様をお見送りするときに、
「白石さんが本番前に笑わせてくれたから、肩の力が抜けて楽しみながら見られたよ」とおっしゃてくださった方がいました。
ニュース番組の生放送のピリピリ感って独特なので、見る方も変な力が入っていたみたいです。
そうやって言ってくださった方がいたので、
「わたしの方言も役に立ったのか~」と思いました 笑
NHKキャスター・リポーター時代の失敗談
NHKキャスター・リポーター時代の「話せる失敗談」でした 笑
他にも、数々の失敗があります・・・
忘れたいものもたくさん!
でも、その失敗があったから、今があると思って、胸に受け止めています。
人生の教訓となっているものが、たくさんあります!
最後までお付き合いいただきありがとうございます。
感想、質問、こんな話が聞きたいなどもありましたら、ぜひ教えて下さい。

群馬繋がりのパン屋さん♪
最後に、
群馬県は、自然が豊かなので、水もとってもおいしいんです。
今回は、群馬の思い出ということで書いていたところ、群馬県桐生市のおいしい水を使ったオンライン限定販売している冷凍パン屋さんを見つけました。

オンラインでしか買えない!って新しいですよね!
冷凍パンなので、持ちがよく、1人暮らしの人にも家族暮らしの人にもピッタリだと思います。
パンの種類もたくさんあって、「グルテンフリー」や「無添加」のパン、「砂糖不使用」というものも!
そして、パンに合う野菜スープなどもあり、
見ているだけで、お腹が空いてきました・・・

フリーアナウンサー
白石理央