フリーアナウンサーの白石理央です。
今日は、準備に関することで気付いたことです。
何か新しいことを始める時、準備期間って、どのくらい必要でしょうか?
準備期間が長すぎる傾向にある人は、いませんか?
いや、準備すること自体は、もちろん悪くないですよ!
むしろ、大切。
でも、その準備・・・完璧主義になっていませんか?

準備期間は、どのくらい必要?
何事も準備は、必要です。
下調べは大事。
でも、準備だけだと何も始まっていないからね!!!
受けたい企業があると、リサーチ、研究。特徴などをノートにまとめる。
自分の志望動機と重ね合わせる・・・
エントリーシートを書いてみる。
アナウンサー試験の場合は、写真を撮ったり、動画を撮ったりする材料を集めることも必要な準備ですよね。
何も決めずに、一発で撮影!
なんてことは、ないですよね?
ないというより・・・
それは、無理ですよね。
これは、必要な最低限の準備。
この準備をそろえるには、どのくらいの時間が必要ですか?
ここを、期限を決めて、
自分でしっかりとスケジュールを組んで行うことが大事。
先延ばし、先延ばしにしていると、
ダラダラといつまでたっても準備が整いません!
準備が整わないと気持ちもソワソワしますよね?
だから、締め切りを決めてしまう。
自分で自分をコントロールして。
行動させる!
準備しながら一歩踏み出す勇気
そして、もし自分が決めた期限に間に合わなかったとしても・・・
そこで、期限を延ばしたり、ストップしたりはしない!
とりあえず、現時点で、どこまでできるのかをやってみましょう!
そう、実践です。
準備から、一歩、出ましょう。
進んでみましょう。
でも、まだ本番ではないですよね?
自己PR動画を撮るのだったら、
本番と同じ服を着て、カメラを回して動画を撮影してみましょう。
すると・・・
あれ?自分が思っていたよりもできないかも・・・と気付く人が多いと思います。
実際に、カメラが回ると、人は緊張するもの。
1回や2回で、成功する事なんて、そうそうないと思って下さい。
(もちろん、プロは生放送の1回で成功させますよ!!!)
と言いながら・・・
準備完璧でも本番失敗?
苦い失敗の経験は、現役のアナウンサー時代にたくさんあります。
何回も何回もニュースの下読みをして、心の準備もバッチリだったはずなのに・・・
いざ、本番。
完全に思い込みが原因で、漢字を読み間違えて、本番を向かえてしまい・・・
もちろん、ニュースは生放送なので、誤読。
苦情殺到・・・。
その放送内で訂正はできましたが、たくさんの方にご迷惑をおかけし、怒られてしまった苦い思い出ががあります。
自分では、完璧に準備したはずだったんですけどね・・・
「はず・・・」は怖いです。
完璧な準備なんて、ないんです!!!
準備から、いきなり本番!
ではなくて、
準備→実践練習→本番 にしましょう!
どんな場面でも「実践練習」が大事ですよ。
準備だけでは見えない景色
一生懸命、長い時間をかけて準備していても・・・
実は、50メートル走だと思っていたものが、1km走に変更されていたらどうしますか?
やりきるしかないですよね!
でも、少し早めに、視野を広げていたら、そのルール変更を聞けていたかもしれません!!!
さあ、準備期間が長い人・・・
早めに一歩を踏み出そう!
勇気を出して!
フリーアナウンサー
白石理央