ハッピーハロウィーン♪
フリーアナウンサーの白石理央です。
どーもくんもハロウィーンバージョンに?!
今日も、渋谷の交差点は、仮装をしている人で大混雑でしたね!
わたしは、土曜日にちょっと早めのハロウィーンパーティーをしたので、今日は仮装せず、真面目に、お仕事でした。
アナウンサー試験を受けている大学生と向き合ってきました!!!
目次
アナウンサー試験、主流は動画審査?!
わたしの就職活動時代と変わったこと。
それは、アナウンサー試験の第一次審査です。
エントリーシートだけではなくて、動画審査を始めた局があること。
去年、大学生から相談を受けて、初めて知ったときは、思わず・・・
「うわー、動画かぁーーー。」と、現役アナウンサーであるにも関わらず、心の声を漏らしてしまいました・・・。
その声を聞いた、これからアナウンサー試験を受ける大学3年生のわたしを見つめる不安そうなまなざし・・・
『うん、どうにかしよう!!!!』 そう思いました。
TBSもテレビ朝日も!?アナウンサー試験は動画審査
ちなみに、今日のレッスンでは、TBSに向けた動画を撮影する予定でした。
昨日の時点で。
しかし、ちょうど、テレビ朝日のアナウンサー職採用も始まり、動画が必要だとわかりました。
だから、時間内に撮れるのなら一緒に撮ってしまおうと提案しました。
秒数は、若干違いましたが、アレンジを加えて『一石二鳥作戦』で行きます!
これが、個人レッスンのいいところだと、今日改めて、実感しました。
時間内なら、OKですよ~。
大人数のアナウンススクールではできないことをやりたいと思っています。
オーダーメイドのレッスンだから、スケジュールは自由自在。
多少の要望なら、ぐぐぐっと力づくで、入れます。
多少の要望なら・・・ね。
さて、今日の動画撮影で感じたアナウンサー試験の動画対策ポイントをいくつか挙げてみます。
メイク・服装はもちろん、場所・時間も重要
まずは、第一印象。
テレビ局には、全国各地から、アナウンサーになりたい子の動画が届くはずです。
それを見るテレビ局側は、大変だと推測します。
最初に入ってくる見た目の情報は、大事。
そのままを受け取ります。
清潔感、元気さ、そのままテレビに出してもいいかどうか・・・
メイクも。派手過ぎず薄すぎず・・・
いわゆる「女子アナメイク」と言われますが、目元はパッチリ、口紅は濃すぎず・・・。
服装は、顔が映える白、元気に見える原色カラーなどがオススメ。
どうしても、黒や茶色、グレーなどは、肌がくすんで見えてしまいます。
カラーでイメージも随分変わりますので、似合うって言われるカラーや自分が着ていてテンションが上がる色がいいかなと思います。
柄物やドット、ボーダーなどは、あまりオススメではありません。
言葉を伝えたいのに、余計な情報に興味がいってしまっては、もったいないから。
そういう意味で、場所も大切。
静かな場所で、背景がシンプルな場所。
雑音が入っていたら「今の音、何?」って気が散ってしまいますし、
場所も、変わった場所やアーティスティックなオブジェなどが背景にあっても気になります。
そのオブジェのことを説明したいなら、その場所を選んでもいいと思いますよ。
でも、他にいい場所がないか、吟味して撮影しましょう。
ちなみに、今日は、
室内の白い壁の前で、午前中の自然光を利用して撮影しました。
個性を光らせるあるアイテムも使用しました。
わずか、30秒、45秒が勝負の動画審査。
最後まで、見てくれていると信じたいですが、
最初の10秒で、勝負は決まっていると思って撮影しています。
その内容で大丈夫?伝わるのは1つだけ!
続いて、アナウンサー試験の動画審査、内容のこと。
自己PR動画、あれもこれも伝えたい!伝えなきゃ!
もちろん、そうなる気持ちはわかります。
でも、実際にテレビで流れている5分のリポートの企画でも、伝えるテーマは1つです。
アナウンサー試験の動画審査の「1分、45秒、30秒」なら、なおのこと。
1つのことしか、伝えられません!
しかも、動画を見るのは、あなたのことを何も知らない初めましての面接官。
ぎゅっと詰め込んで、早口になるのももったいない。
きちんと、しっかりと、1つのエピソードを伝えましょう。
だからこそ、下準備で何を伝えるか、考えておくことは大切。
きれいな文章にして丸暗記では、伝わらない!
去年も、何人かのアナウンサー志望の大学生の動画を見ました。
一番多かったのは、これ。
「はい、わたし丸暗記しています!!!」感が出てしまっている自己PR動画。
これはね、残念ながら、初めて見る面接官には、話が全く入ってこないパターン。
一生懸命、頑張っているなというのは伝わると思う。
必死さ。
なんか頑張って伝えている感じ。
でも、これももったいない!!!
伝える気持ち、忘れていない???
カメラに向かって話しているけど、カメラに伝えたいわけじゃないよね???
カメラの向こうにいる人、面接官に、伝えないといけないですよね?
その気持ちを忘れずに!
文章は書かずに、キーワードで構成していくのがオススメです。
言い出したら、まだまだポイントはあります。
今日も、滑舌も注意しましたし、名前・大学名も言えているようで言えていなかったりします。
わたしも苦い経験あり。(詳しくは、こちらの記事に書いています。)
でも、練習すれば必ず改善されます!
自分で納得したものを出しましょう。
そして、エントリーシート・動画撮影は、締め切りにも、気を付けてくださいね。
質問は、お問い合わせから、お願いします。
白石理央