こんにちは。
フリーアナウンサーの白石理央です。
今日は、先月、日本に帰国している間に読んだ本の話ですよ。
心に響いたインタビューをご紹介します!
武井壮さんのインタビュー記事に学ぶ!
日本に帰国中、日経Woman10月号の武井壮さんのインタビューを読みました。
その内容が、まさにその通りで、アナウンサーを目指すみなさんにもシェアしたいなと思いました。
武井壮さんといえば、
元陸上・十種競技の日本王者。
最近は、スポーツ番組だけではなく、幅広いジャンルのテレビでご活躍をされています。
2019年1月スタートのNHKの大河ドラマ「いだてん」にも出演することが決まっています‼️
武井壮さんがスポーツ以外でも活躍できている秘密は、毎日1時間の勉強時間にあるようです。
仕事やプライベートで行った場所で、自分が詳しくなかったことを1日、1つ、テーマを決めて調べているんだそう。
その勉強で得た知識をどうするかというと、、、
知識と自分の意見を混ぜて、世の中に対して何かプラスが生まれるような言葉に変換して話してみる!
アナウンサーを目指している人は、世の中のニュースに関心がありますよね?
みなさん、毎日、ニュースを見ているはずです。
このわたしのブログにも、アナウンサー試験のことを勉強するために読んでくださっているはず。
(ありがとうございます♪)
では、その得た情報や知識をどうしていますか?
「ふむふむ、そうすればいいのか」
「今日は、こんなことが起きたな、ノートに綺麗にまとめた!よし!」
などなど、、、
理解して、知識にしたつもりになっては、いませんか?
わたしは、この武井壮さんの自分の意見と混ぜて言葉にして話してみる!という部分が、かなり大事だと思っています。
意外とね、わかってるって思っていることでも、順序立ててわかりやすく話せなかったり、意味の説明ができなかったりするんですよね。
ニュース(概要をわかりやすく説明する)
→問題点・関心点は何か?(テーマを絞る。具体的に)
→自分の話(知識だけではなくて、自分の経験と混ぜられるなら、なおいいと思います。説得力が、増しますしオリジナルな話ができます♪)
→まとめ
これってね、アナウンサーに求められるフリートークの練習になるんです!
フリートークもトレーニングで得意になる!
アナウンサー試験にもあるフリートークの課題。
いざ、アナウンサー試験で、フリートークのテーマが与えられたとき、頭が真っ白になった経験はありませんか?
テーマが与えられても、時間制限がある試験だと焦ってしまって、当たり前のことしか話せなかった。
自分の意見ではなくて、一般的な当たり障りのない話で終わってしまった。。。
アナウンサー試験あるあるです。
よく相談を受けます。
武井壮さんの練習方法は、
自分で司会役もしながら「このような問題がありますが」と自分自身に話題をふって、感想だけではなく、解決策や改善策を整理しながら話すこと。
話すことで、単純な知識としてではなく、ひとつのまとまったエピソードになるので、頭に残るということです。
わたしは、アナウンサーを目指すなら、その説明を録音して、あとで、客観的に説明を聞いてみることも行った方がいいと思います。
自分の声や顔に慣れて、自分の癖を知る!
今は、スマホで簡単に録音もできますよね?
(私の時代は、ボイスレコーダーを買っている子が多かったです)
自撮りで、ビデオでもいいと思います。
考えるときに、目がどっちを向く癖があるのかなど、表情もわかりますよ!
最初は、自分を見ることに抵抗があると思います。
でも、アナウンサー試験って、もっと大勢の人に見られているんですよー!
そもそも、アナウンサーってそういうお仕事なんですよー笑
だから、場数を踏んで、緊張しないように、練習しましょう。
わたしの生徒さんの中には、最初はフリートークが苦手だった子もいます。
でも、コツを掴めばイキイキと話せます‼️
大丈夫。練習で成長できます!
武井壮さんの努力はオーラに?
実は、わたしもNHK時代、ご本人をお見かけしたことがあります‼️
堂々としていて、オーラがあって、かっこよかったです!
このインタビュー記事を読んで、
そのいいオーラの理由がわかりました!
美は1日にしてならずと同じで、
面接の前の日だけ、頑張っても意味がないですよー!!
毎日、少しずつできることをやって、人生変えましょう!!!
フリーアナウンサー
白石理央