こんにちは。
元NHKキャスターの白石理央です。
NHKニュース動画で、ニュース読みの練習をするのは、
アナウンサー試験対策としてオススメです。
NHKじゃなくて、民放のアナウンサーになりたい!という方も
ニュース読みに関しては、勉強しておくことは大事です。
NHKアナウンサーのニュースの声が落ち着く
昨日の早朝、アメリカから日本に帰ってきました♪
家で、おはよう日本、正午のニュースを見たのですが、
やはり、NHKのアナウンサーの声、トーン、間の取り方、
聞きやすくて、わかりやすいのはもちろんのこと、
落ち着くなーーーと改めて思いました。
NHKキャスター時代は、もちろん、毎日、ニュースを聞いて、
私自身も読んで、伝えていたので、
やはりNHKアナウンサーのニュースの読み方が1番好きです。
ちなみに、話はそれますが・・・
番組と番組の間は、大坂なおみ選手の全豪オープンにくぎ付けに!
ドキドキしながら、見ていました!
逆転勝ち!
かっこよかったですー。
スポーツが苦手というアナウンサー志望の方も多いと思いますが、
ひとつくらいは、何か関心のあるスポーツとして話せるようにしておく方が
いいと思います♪
NHKキャスター試験対策、ニュース強化
そして、今日は、
NHKの地方局キャスター試験を受けている最中の生徒さんのレッスンでした。
課題は、ニュース読みの強化!!!
レベルアップです。
NHK地方局キャスターの最初のお仕事は、大体は、テレビの気象情報読みか、
ラジオニュースから、スタートします。
つまり、
ニュース読みの基礎は、ある程度はできていないと・・・
厳しいです。
理想は、
「この子なら、入って1か月くらいトレーニングをしたら
なんとかデビューできるかな」レベル。
どうしたら、プロのアナウンサーの読みに近づけるのか、
読み方の癖などを指摘させていただきました。
ニュース読みの練習方法
わたしは、ニュース読みが上手になる1番の近道は、
本物のアナウンサーのニュースを耳で聞くことだと思います。
NHKのホームページには、ニュースが原稿と動画で表示されています。
https://www3.nhk.or.jp/news/
最新のニュースが上に表示されますが、速報で原稿が短すぎるもの、
逆に、かなり長くて解説が含まれているもの、
そして、動画がUPされるまで時間がかかるものもあるので、
(それぞれ、理由が気になる方は、個別のレッスンで詳しく話しますね)
ニュース読みの練習には、少し過去のニュースに遡って
興味のあるニュースを選ぶことをオススメします!
アナウンサーが読んだ原稿そのまま、もしくはそれに近い原稿がアップされているので、
自分で読んでみてください。
そして、自分の声を録音してください。
わたしが、学生の頃は、スマートフォンではなかったので、
ボイスレコーダーを持っていました。
こういうの!
今は、便利ですよね!
スマートフォンの録音機能で、簡単に自分の声が聞けます!
話を戻します。
自分のニュースを録音したら、
次に、本物のアナウンサーが読んでいるニュースを聞いてみましょう。
ポイントは、先に聞かないこと。
必ず、自分で下読みをして、先に録音してください。
録音したら、初めて、聞きましょう。
つまり、答え合わせですね!
プロのアナウンサーが読んでいるニュースを聞いて、自分の違うところを直していきましょう。
これは、かなり耳が鍛えられます!!!
ニュース読みは、耳をまず強化するところからです。
自分の読み方と何が違うのか。
音なのか。間なのか。アクセントなのか・・・
研究しましょう。
そして、できるだけ本物のアナウンサーに近い読み方ができるように
訓練しましょう!
毎日、実践していれば、自分のクセもわかってくると思いますよ!
即行動に移す人が伸びる!
わたしは、行動力は、どんな面においても大事だと思っています。
アナウンサー試験に限らずですが・・・
やると決めたら、明日からじゃなくて、
今日からやる!
この記事を読んだだけで、実際に自分の声を録音しない人の方が多いと思います。
でもね、情報のインプットだけをしていても変わりません!
成長しません!
1人でも多くのアナウンサー志望の方が、実践してくれることを願っています。
ご質問は、LINE@まで。
このブログで、みなさんに返信させていただきます!
個別のESや写真の相談は、行っていません。
詳しいアドバイスが必要な方は、お試しレッスンでお願いします。
フリーアナウンサー、元NHKキャスター
白石理央