フリーアナウンサーの白石理央です。
これまで、たくさんのアナウンサー試験、インターン用のエントリーシートの添削や相談を受けてきましたが・・・
悩みのポイントで多いことをシェアしてみようかなと思います。
全ての人に当てはまるわけではないと思いますが、
少しでも参考になると嬉しいです。
軸が定まっていない!
ええと、まずは・・・
なんとな~くぼんやりと、無難に書いているエントリーシートが多いです。
そうではないのは、わかりますよ、もちろん。
だって、やりたい職種への応募のエントリーシートで、適当に書いている人は
1人もいないと思います。
でも、正直なところ、何が伝えたいのか、メッセージ性の弱いエントリーシートは多いです。
これはね、どんな自分を伝えたいのか、どんな自分だからアナウンサーとして働けるのか、
煮詰まっていないケースが多いです。
書きすぎor書かなさすぎ
手書きのエントリーシートの場合、文字がぎっしり・・・目が痛いし読みづらいという
書きすぎの方もいます!
たくさんのエントリーシートが目の前に並んだ時、手にとって読んでもらえるのはわずかな時間だと思ってください。
一文字一文字、丁寧には、読んでくれないと思っています。
なので、手書きの場合は、視覚的にも見やすくする工夫、相手が読みたくなる工夫が必要です。
一方で、書いてなさすぎな人もいます。
塩梅が難しいですよねー。
書かなさすぎな人の場合は、空白があるとかではなくて、一つの欄に、色んなことを書こうとしていて、並列が多く、具体例が全然ないパターンが多いです。
具体例が具体的でないと、会ったことがないあなたのイメージは浮かびづらいんです。
具体例が書かれていたとしてもそのエピソードのもっと深いところが聞きたいし、そこに個性が出て魅力があるのにな~と思うことが多いです。
具体的に書かれているか、時間をあけて、見直してみてくださいね!
見直す時は、自分のエントリーシートだと思わずに。
人のが、手元に来たと思って、見直してみてください。
書くスペースや文字数にもよりますが、
私は、基本的には、一つの質問欄に対して、ワンエピソードをオススメします。
ポイントは、具体的に書く!
一度、具体的に書いたものをまた自分で添削してより具体的にしてみる!
自分で何を伝えたいか決める!
最初に書いたことと少し重なりますが、
これが、意外とできてない子が多いです。
まずは、自分で『伝えたいこと』を決めないとね。
自分がどんな子だから、どんなことをしてきたから、アナウンサーに向いているのか。
アナウンサー職で採用するメリットがあるのかを示せていますか?
自分がどんな子なのか・・・わからないなら、自分で決めてみればいいと思うの。
自分の長所、いいところを自分でPRするって難しいことだとは思うんだけど、
具体例を用いて、うま~くPRするんだよ!伝えるんだよー!!!
間違っても
「私は、コミュニケーション能力があります。」とか
「私は、素直です」 とか
「私は、人を笑顔にできます」 など、ど直球で伝えないでね。
これらは、自分で言うことではなく、
具体的なエピソードを聞いた上で、
相手が判断することです。
・・・・・。
書いてて思ったんだけど、この話って文字だけで伝えるのは難しい~。
話して伝えたいな~。
話したほうが伝わる話だと思うから。
今、エントリーシートの相談ができるレッスンを受けたい方を募集しています。
詳しくは、こちらの投稿を見てみてくださいね。
気になる方は、今の現状や気持ちを書いた上で、ご相談くださいね。
ご連絡お待ちしています。
白石理央