こんにちは。
フリーアナウンサーの白石理央です。
今日は、アナウンサー試験の準備が始まるこの時期によく届く、この質問に関してです!
わたしなりに、これまでの経験から答えたいなと思います。

目次
アナウンサー試験に大学名は関係ある?
今回のお悩み・質問は「大学名」に関して。
大学が原因で、書類で足切りされるのでは・・・?という不安や質問をこの就活が始まる時期に、よく聞かれます。
この質問に関しては、
「有名大学ではないから、書類が通らない・・・」
「大学が〇〇だから、落ちた」
ということは・・・絶対にないです!
落ちる原因は・・・
むしろ、他に、たくさんありますよ!!!
反対に、日本人なら、誰もが知っている東京大学の学生でもアナウンサー試験、書類審査で落ちることは多々ありますよ!!!
いずれにしても、
「アナウンサー試験の書類、ESが通らない」で悩んでいる場合、
大学名で、落とされているのではないです!
動画、写真、そして内容が問題です!
「大学名を言い訳にしないで!」と声を大にして言いたいです。
これまでも、どこかのブログで記事で書いているかもしれません。
これまでに、アナウンサーになるという夢を叶えられたわたしの生徒さんは、本当に色んな大学の色んな分野を専攻している子がいますよ。
既卒生もいます。
有名大学の子ばかりではありません!
分野も、家庭学科、児童幼児、音大、歯科大などなど・・・特殊な分野を学んでいて「なぜ、アナウンサーになるの?」というところから、スタートしています。
でも、大学や専攻分野に関係なく、キー局のアナウンサー試験の書類審査もインターンシップの書類審査も動画審査も通っていますよ!
最近は、動画審査が大事になってきていますので・・・
改善して改善して、やっと通った子もいます。
やっぱり、その時は、嬉しいですよね~。
報告が来たら、わたしもいつも泣いてしまいますー。
何回、撮りなおしたか・・・
その背景には、相当の努力がありますからね!
わたしもかなり辛口でアドバイスをしているから・・・
「インターンに通ること」「アナウンサーになること」を目標にしていては、エントリーシートの通過は厳しいと思います。
もっと、その先。
アナウンサーになって、どう活躍できるのかを考えています。
ちなみに、既卒生、社会人の方は、マスコミとは全く違う分野で働いていた人ばかりです。
携帯電話関連、通訳、観光、教育関係などなど・・・
みんな、一度は「アナウンサーになる夢」を諦めました。
でも、一度、社会に出たからこそ、もう一度、夢に挑戦したいと、わたしに連絡をくれて、一緒に頑張ってくれた方たちばかりです。涙
そこには、「すさまじい努力」があります。
覚悟があります!!!
大学名や経歴なんて、ほぼほぼ関係ないんです!!!
結論、
大学名は、関係なく、人による!
その人の努力、勉強、熱意によると思いますよ。
アナウンサー試験、浪人、留年は受からない?
「浪人しているんで、年齢が・・・」
「留年しているのですが・・・」
この質問も多いのですが、これも関係ないです!
年齢は、アナウンサー試験の応募要項に、〇年以降生まれと記載されている以外は、関係ないです。
キー局のインターンシップって、大学3年生の就活始まりの時期に挑戦する子がほとんどだと思います。
でも、中には、1年間、アナウンサー試験を受けて、やっぱり「キー局のアナウンサーになりたい」とあきらめきれず、4年生のときに再び挑戦する子もいますよ!
ガッツがありますよね。
3年生のときには、書類審査すら通らなかったけれど、1年間、自分を磨いてきて、4年生時には、キー局のインターンに行けた!という生徒さんも実際にいました!
他にも、キー局ではないですが、自分の行きたかった放送局に、2年目に、再挑戦して、合格した子もいます!
1年間努力をし続けるって・・・想像以上に、大変なことなんですよ!!!
叶えたい夢のために頑張った結果です。
結果は、後からついてきます。
結果を怖がって、努力しない・・・
結果が保証されていないから、努力できない人は、辛口ですが、夢は叶えられないと思います!
結果的に、優秀な大学の人が多い
夢を叶えるために、努力をするのは、当たり前です。
優秀な大学に入っている人は、大学受験のために、かなり勉強して、努力した人だと思います。
その成功体験があるので、努力の大切さを知っています。
諦めない、粘り強い人が多いです。
あとは、自分に必要な課題を客観的に見つけられる人が多いです。
今の自分の現状に満足せずに、何が必要かを考えて、前に進める人・・・
やはり、そういう人は、成功しやすいのは事実です!
なので、結果的にみると、優秀な大学の人が、夢を叶えてアナウンサーになっているパターンは多いと思います。
可愛くて、美人で機転が利く。
テレビには見えない裏側では、かなり努力をしている。
キー局のアナウンサーのイメージです。
出来ない理由、落ちる言い訳を探したくなる心理
人は、弱い生き物です。
自分に、本当にできるのだろうか。
わたしになんて・・・
と考えてしまい・・・
いつの間にか、できなかったときの言い訳を考えてしまいます。
脳がね。
思考が勝手にね。
でも、それって、脳に支配されている。
もったいない状態。
出来ないかもしれないから、努力をしなくなる。
成功している人は、かなり努力をしています。
その努力は、泥臭くて、人からは見えない場合が多いです。
必要なのは、「自分を信じて、前に突き進む力」
そりゃ、キー局の書類審査、動画審査、本採用もインターンも倍率は、かなり高いですよ!!!
努力しても落ちる人の方が多いです。
みんなが通る世界ではありません!
でも、努力の途中で、「落ちた時の言い訳」を探さないこと。
まず、それが第一歩かなと思います!
夢に向かって、努力することは怖いです、
叶う保証はないです!
でも、努力は、絶対に成長させてくれます。
夢を叶えた人も、同じ道を歩んでいますよ!
一歩、一歩、着実に。
進みましょう。
フリーアナウンサー
白石理央